【介護職】就寝時のパジャマ着脱介助は必要なのか?【寝間着】

介護士の仕事

生活する上で就寝時にパジャマ(寝間着)に着替える必要があるのか?

生活のメリハリをつけるという理由で就寝介助時に着替える方が多いですが、その人によって生活習慣は異なります。

私の場合は部屋着のまま寝床で横になって寝てしまうので、自分が利用者の場合は正直「そんな面倒くさい事しないでくれ」ってのが本音です。

要介護度の低い利用者様への対応案

比較的、身体的に軽度な方への対応についてまとめてみます。

パジャマの着脱は利用者様の生活歴を見て判断する

私のように部屋着のまま就寝される方に対して、無理矢理着脱介助をさせる必要性は無いと思います。

今はまだ昭和を生き抜いてきた方が多く、寝間着に着替える習慣が根付いていますが、時を重ねるごとにその概念も変わっていく可能性は高いです。

なので、着替えの要望のある方に対しては対応して、必要無い方はゆったりした部屋着でも問題無いというのが私の見解です。

パジャマの着脱を控えた良いケース

ここでは身体的に重度な症状がある方への対応をまとみてみました。

寝たきりで体力が無い方へのパジャマ対応

寝たきりで体力の無い方だと着脱介助を頻回に行うことで疲れてしまいますし、風邪を引いてしまう可能性も高いです。

実際の着脱介助に当たった際に「こわい…こわいよお兄ちゃん」と言われた事があります。

※「こわい」は北海道弁で身体的にしんどい場合を指す言葉です。

こういった方へ介護職側の一存でパジャマの着脱介助を行うことはどうなのかと思います。

パジャマに着替えることで○ぬ訳でもありませんし、ご高齢な事を考慮し本人の意見を汲み取りアセスメントしてみるのがオススメですね。

便汚染が予測される利用者様へのパジャマ対応

自力排便の難しい方は夕食後にラキソといった下剤で排便のコントロールをします。

マイナス4日(4日出ていない)場合など、深夜帯に多量の便失禁がされる事が予想できますよね。

そういった際に、せっかくパジャマ交換したのも関わらず便汚染してしまったら介助者側の負担にもなりますし、利用者様もころころ服を変えられたら体力的に辛い事が考慮されます。

現場の介護リーダーや看護師に要相談で都度対応がベストかと思います。

拘縮があり痛みのある利用者様

拘縮のある方は無理に可動域を広げる事で痛みを感じる可能性があります。

でしたら、日中問わず部屋着での対応でも良いのでは無いかと思います。

体調によっては日中のままの服で就寝時も着脱せずに臥床介助を行い寝ていただくのもアリではないでしょうか?

一部の方は拘縮予防になるとおっしゃられてますが、それは日中にじっくりリハビリを行う時間を設ければ解決します。

夜の就寝介助ラッシュだとどうしても時間的に真丁寧な介助が難しい場面もあると思うので、無理にパジャマになって頂く必要性は低いように感じます。

こちらもアセスメントを行い介助の方法を統一化すると良いと思います。

就寝時のパジャマの着脱は必ずしも必要ではない

利用者様はご高齢ですのでADLや、その日の体調に合わせた臨機応変な対応が必要とされます。

能力に応じた日常生活を送るという社会福祉の前提のもと、その方の状況に合わせて随時ベストな対応が出来ればOKだと思います。

勿論、元気な方で昔から寝る時は「寝間着じゃなきゃやだ!」といった方には進んでパジャマの着脱介助をすべきでしょう。

最後に

いかがでしたか?

必ずしも夜だからパジャマにしましょうといった固定観念は正解とは限りません。

その方の生活スタイルに合わせたり、体調面によって優先順位は変わってきます。

確かに見た目は良いかもしれませんが、利用者様がしんどい思いをされてまで強制する必要性はないと思います。

施設のやり方に違和感をお持ちの方は一度会議の議題にしてみるのもアリかもしれませんね。

最後まで読んで頂きありがとう御座います。

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黒澤春

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