【介護職】亡くなった利用者の【お通夜】半強制参加でサービス残業

介護士の仕事

介護職を長くやっていると利用者様が亡くなる場面に直面するのは珍しくありません。

今回は亡くなった利用者様のお通夜に参加すべきか?サービス残業は普通なのか?といった疑問について解説していきます。

【介護職】利用者様のお通夜への出席について

介護施設によって見解は様々です。

実際に介護職員参加されている場合や禁止されている施設もあります。

実際の事例を参考に見ていきましょう。

介護職員がお通夜に出席する施設

業務の一環として出席するケースはあります。

強制では無い場合でも親密な関係だった利用者様が亡くなられた際は個人の判断で参加されている職員もいました。

しかし、こうなってくると一人が参加した事により、出席の義務の問題も絡んでくるので事業所とは要相談といったところでしょう。

じゃないと利用者様が亡くなられる際に「行く・行かない」職員が出てくることによって公平性が失われてしまいます。

福祉事業として利用者様に対しては公平であるべきなので、それは余り宜しくないと思います。

介護職員がお通夜に出席しない施設

これは利用者様が亡くなられた際に、契約終了するという考えに基づきます。

出席しない理由として、担当した利用者様の情報を他の目的で利用してはならないといった守秘義務に準じた厳格な対応です。

介護職員の出席しない理由として、上層部の方が変わりに参列されるケースが多いですね。

  • 施設長
  • ケアマネージャー
  • サービス提供責任者

事業として考えるならば妥当なところと言えるでしょう。

他には「弔電」や「花輪」のみ送る介護事業所もあったり、組織によって対応はまちまちですね。

利用者様のお通夜への出席は介護事業所による

上記のケースを見ても分かるように本当に介護事業所によってお通夜への参加、不参加に対しては千差万別です。

結局はその介護事業所の方針に沿って従う必要性があります。

本来であればやはり繊細な問題が故に、介護事業所内でお通夜に関しての決まり事をしっかりと設ける必要性はありそうですね。

こういった決まり事がしっかりしていないと職員間で「あの人はお通夜に行かなくて冷たい人」といったトラブルなどを未然に防ぐことが出来ます。

やはり私としてはお通夜に出席するのであれば、施設長などの役職クラスの人達のみにするか「弔電」のみで統一するかが望ましい形だと思います。

お通夜のサービス残業は違法?

当然お通夜に出席している間は「業務」といった扱いにしなければなりません。

公休や退勤後の職員が参加する際は、業務の一環として捉えるのが普通です。

お通夜に参加するのは労働とみなし、賃金が発生しない場合は違法性が高いと思います。

労働基準法や常識の観点から見ればお通夜でのサービス残業はするべきではありません。

勿論、賃金がしっかり発生して本来のシフトの出勤時に命じられれば従う必要性はありますね。

仮に業務中に介護職員がお通夜に参加することで、人手が薄くなったりと業務上でのデメリットは大きいかと思います。

そう考えると現場の職員はやはり仕事としてお通夜に参加するのは現状の介護業界だとかなり厳しいのではないでしょうか?

だからこそ、悪質なブラック介護施設は職員に対して半ば強制的にお通夜へ参列させ、サービス残業を行っていると考えられます。

お通夜へのサービス残業が嫌な場合は転職しよう

事業所によって方針は様々ですが、お通夜に半強制的に参列させ、尚且サービス残業をさせるなんて法的観点から見たら明らかに犯罪行為です。

お通夜への参加を断ろうにも繊細な問題が故に以下のリスクが考えられます。

  • 冷たい人と思われる
  • あの人だけ行かなくてずるいと思われる
  • 職場での立場が悪くなる

こういった事態を避けるには、やはり「お通夜」に対して統一した対応されている常識のある介護事業所に転職するのが一番でしょう。

転職をすることで、職場内での無駄なトラブルに巻き込まれずに済みますし、お通夜のサービス残業や半強制参加に悶々とする事は解消されます。

実際に新卒で勤めた介護施設を「お通夜の半強制参加やサービス残業」に違和感を持ち、半年で退職された方もいらっしゃいます。

その方は「後悔はありません」ときっぱりと言っておられました。

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最後に

私の場合はドライかもしれませんが、利用者様のお通夜に出席した事はありません。

以前に亡くなった父と親しかった利用者様が亡くなられた際にも参加しませんでした。

それは施設から半強制的に出席させられたという経緯が無かったのもありますが、福祉という観点から公平性が失われると思ったからです。

介護職員である以上、担当の方がいて多少の情はあるかもしれませんが、そこはプロとして考えるべきだと思います。

個人的に参加の意思があり、事業所が許すのであれば参加するのは自由とも考えていますが、トラブルの元にならないかといった懸念はありますね。

勤めている介護施設に判断を委ねられるのが会社員としての宿命なので、うんぬんかんぬん言っても仕方ないんですけどね…

再度言いますが、不満に感じる点があるのであれば早々に転職するのが賢明な判断と言えるでしょう。

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黒澤春

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