【介護士】Z世代の人材は使えないのか?【若者・新人】

介護士の仕事

介護福祉士としての経験、営業職などの一般職を経験して思ったことがあります。

それはZ世代の介護士が極端に少ないことです。

ここでZ世代について軽くおさらいしましょう。

Z世代の語源・由来はアメリカから伝わってきました。世代分類を指す言葉です。
広がったのはアメリカの「ジェネレーションZ」から来ていて、そこからZ世代という言葉で日本国内で広がりました。
読み方はそのまま「ゼット世代」です。

年齢は明確に定義されていませんが、「1990年半ばから2010年代生まれの世代」を指すことが一般的です。
(実年齢としては、大体2021年現在で考えると25歳以下の若い世代を指すことが多い)

Z世代とは何歳から?意味や特徴・由来を簡単に・わかりやすく解説!

年齢的に私は35歳なので、Z世代では無くミレニアム世代です。

Z世代の特徴として労働基準法を軸に考えて、過重労働など自分の時間を取れない際に退職してしまうケースが多いようです。

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Z世代の介護士はすぐ辞める?

昔であれば家族みんなでテレビを囲んで同じ番組を見てたようにそれが普通だった昔。

それに比べ現代ではインターネットの発展により趣味思考の多様化が進んでいます。

その事によって昔ながらの働き方に疑問を持つ若者が増えています。

  • 朝9時出社の概念の崩壊
  • 仕事の量が多い
  • 成長出来ない職場に興味がない

こういった、ごく一般的な普通の仕事であったとしても、少しでも「合わない」と思ったらZ世代の介護士は仕事をすぐに辞めてしまう傾向にあります。

企業側はZ世代に対する仕事の意欲を満たすことが非常に困難になってきています。

Z世代介護士が求める働き方

とは言え、多様化が進んでる現代のZ世代の人材は使えないのか?というとそういう訳でもありません。

多様化が進んでいるという事は突出した才能や力を持っているケースが多く、使える人材も多いのも事実です。

そんな使いこなせば戦力になるZ世代の介護士を職場で快適に過ごしてもらい、長く勤めてもらうにはどうしたら良いのか解説していきます。

Z世代介護士は自由な時間が欲しい

Z世代は仕事より自分の時間を優先する傾向にあります。

例えばA社が月の残業20時間で手取り20万、B社が残業無しで手取り15万だとしても後者を選ぶケースが多いです。

日本は高度成長期では残業してナンボの国でしたが、今となっては過去の産物です。

仕事をたくさんするのが美徳としいう時代はもう終わったといっても過言ではありません。

Z世代介護士は副業をしている人が増えている

Z世代介護士は副業をしている人が多いです。

最近ではブログを書いたり、YouTuberをしてお小遣いを稼いでいる方もいます。

さらにZ世代はそれに加えて貯蓄への意識も高く、積立NISAや株式投資などをしています。

日本人の50%以上が「預貯金」をしていますが、徐々にその概念も変わってきています。

当然、積立投資では過去の歴史から見ても資産が増える傾向にあるので、給与所得だけでは無く投資でも儲けているZ世代が多い結果となります。

そうなるとお金の余力があるため、給与だけで職場を選ばず自分に合った会社を選ぶ人が増えてくるのも自然の流れという訳ですね。

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Z世代介護士は個人として評価してもらいたい

Z世代介護士の価値観の一つとして個人として評価してもらいたい傾向にあります。

集団活動の中で同じ行動をしなければ減点形式で個人を評価したり、抽象的な指摘だとZ世代の方は嫌気をさしてしまいます。

きちんと業務をこなしているのであればそれなりに評価したり、具体的にどこが優れているのかを見ていきましょう。

Z世代の介護士が育つ環境とは?

介護士の高齢化が進んでいる昨今、Z世代の若者は重要な未来を担う戦力です。

そんなZ世代介護士が働いて良かった!と思える介護施設とはどのようなものか解説していきます。

Z世代介護士には残業を抑える

自由な時間を大切にするZ世代介護士には必要最低限以外の残業は控えましょう。

下記のことは業務時間内にやれるよう企業努力する必要が言えます。

  • 勉強会
  • イベントの準備
  • フロア会議や全体会議
  • 委員会活動
  • 介護記録
  • 事故報告書の作成

一般企業であれば業務中にやって当然の事がまるで出来ていないのも介護業界の闇と言っても過言ではありません。

さらにサービス残業なんてもっての他です。

これに関してはZ世代介護士に関係なく、全ての介護職員が「サービス残業が嫌い」といっても過言ではありません。

現にツイッターアカウントのアンケート結果でも「サービス残業が好きな人」は一人もいませんでした。

そもそも論、サービス残業は法律違反なのでそんな介護施設だったら介護士がすぐ辞めてしまうのも必然と言えるでしょう。

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Z世代介護士には休日出勤をさせない

自由な時間を優先するZ世代介護士には休日出勤は絶対にさせるべきではありません。

先程述べたように休日出勤させるような勉強会や委員会の会議なんてやったら最後、Z世代介護士はすぐに仕事を辞めてしまいます。

これらのことは時間外にやることでは無く、立派な業務なので業務時間内に出来るよう努める必要性は高いです。

わざわざ一時間の会議や勉強会のために交通時間かけてまで参加したくありません。

委員会活動による長時間労働を避ける

委員会活動で残業させるのもZ世代介護士の方の負担になっています。

夏祭り等のイベントは出し物があるため、ダンスや出し物の練習で長時間残業させられるなんて珍しくありません。

利用者に喜んでもらうために馴染みのある介護士が出し物をするのはさぞかし嬉しいでしょうけど、やってる本人達が苦痛を感じているなら本末転倒です。

私としては外部の方で、舞踊などをされているボランティアの団体さんを招いて、芸を披露して貰うなどした方が良いような気がします。

あくまで個人的な意見ですが、休日出勤程面倒くさいものはないですし、私自身も介護福祉士時代は嫌でしたね…

と、なるとZ世代の方はもっと嫌な思いを心の内に秘めていると思います。

【Z世代介護士】懇親会の半強制参加

飲み会などの懇親会への半強制参加はZ世代介護士にとって苦痛な場合が多いです。

最近では飲みニケーションは古い、会社の飲み会が面倒くさいという方が増えているニュースを目にしますね。

さらに新人だからといって懇親会員にさせられ、サービス業務をさせるケースは最悪といって良いでしょう。

そんな事したらZ世代介護士がすぐに仕事を辞めてしまうのも無理ありません。

そもそも懇親会は頑張って働いている介護職員のためにあるのに、なぜその介護職員が懇親会員をしなければいけないのか疑問です。

慰安という意味合いでは矛盾を感じますね。

私が一般企業で営業職などの異業種勤めしていた際はこんな悪しき風習のある会社は一つもありませんでした。

むしろ、会社側が懇親会の場を設けたりしていましたね。

インターネットでの情報収集の得意なZ世代介護士にとって、それは「おかしい 」と見抜かれていますよ。

なので懇親会自体、新人や古株関係なしに会社側が率先して行うのが筋だと私は考えています。

Z世代介護士がいない施設に未来はない

これまで紹介したことを実践できない古臭い考えの介護施設ではZ世代の人材は育ちません。

「これだから最近の若い者は」という考えでは永遠と若い世代が寄り付かなくなり、そういった介護事業所はどんどん潰れていくでしょう。

現に介護業界では人手不足倒産で小さな介護事業所が徐々に減りつつあります。

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Z世代介護士の転職

最近では転職エージェントのCMをよく見かけるように、ハロワでは無くエージェントを利用している介護士が増えています。

実際の転職成功例として、ワケのわからない委員会活動や懇親会など一切ないホワイト企業への転職成功者もいらっしゃいます。

Z世代への理解のない介護施設はいずれ人手不足倒産のリスクもあるので、きちんと評判の良いまともな介護事業所へ早めに転職することをオススメします。

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最後に

いかがでしたか?

Z世代介護士の人材は使えないのではなく、おかしな運営をしている介護施設が夜に蔓延っているのが浮き彫りになっただけです。

そもそも労働基準法では規定以上残業させてはいけないなどの法律もあります。

それを破るなんてもってのほかです。

だからといって法律の隙間を突いて職員に過重労働させるのもモラル的に終わってますし、Z世代は敏感に察知して退職してしまうと思います。

真に問題視すべきなのはZ世代が使えないとかではなく、古臭い考えのまま運営してやりがいの搾取をしている介護施設なのではないでしょうか?

介護士の仕事
黒澤春

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